日本に住む外国人の方にとって永住許可を取ることはメリットが大きいと思います。いくつか考えられるメリットをあげさせて頂きますので、自分が永住許可の要件にあうなぁと思う方はぜひ検討してみてください。
永住許可の実生活上のメリット
生活をしていく中で常にメリットを感じるわけではないと思いますが、生活をしている中で感じやすいメリットがいくつかあります。
就職に有利
まず、永住許可を取ることで就職に有利になります。雇用する側としても、「この人にこの仕事してもらって大丈夫かな?」とか「慣れてきたと思ったら母国に帰りますとか言わないかな?」と心配する必要がありません。
永住者であればどんな仕事にも就くことができますし、自分で起業することもできます。好きな仕事を選べるというのは大きなメリットですよね。
ビザの更新がない
3年毎に更新の手続きをしたり、転職するのに就労資格証明書を取得したりと入管での手続きに時間が取られることもなくなります。頻繁なものでないからこそ忘れてしまいそうになるので、永住許可を取るとすごく楽になると思います。
住宅ローンが組める
永住権がなくても借りられる銀行はありますが、やはり日本の銀行は永住権があるかないかで条件(借入可能額や金利等)が大きく変わりますし、選べる銀行も圧倒的に多くなります。
住宅ローンを組みたいから永住権が欲しい。という方も多くいらっしゃいますね。
※弊所代表は不動産業界出身ですので、住宅ローンのご相談も承っております。永住権の取得見込み時期にあわせてお家探しをしたりも可能です。
永住許可の見えないメリット
実生活だけでなく、永住許可には意識しないメリットがあります。
社会的信用があがる
就職や住宅ローンにも繋がる部分ではありますが、この人は日本にずっといる人なんだ。ということで信頼性が高まることがあります。
永住権のことを知っている人であれば、この難しい条件をクリアした人なんだ!と思われますし、事業を起こす場合でも店舗や事務所が借りやすくなったりします。
万が一の配偶者と離れたときも安心
離婚だけではありません、万が一、配偶者に先立たれた時も永住権を取得しておけばそのまま日本に住み続けることができます。
日本人の配偶者等のビザでは更新が出来なくなってしまいますが、永住権なら安心して過ごすことができます。
本国から家族を呼びやすくなる
本国に子供や配偶者を残してきた人も就労ビザに比べて家族を呼びやすくなります。また、【家族滞在】のビザで居住している家族も【永住者の配偶者等】のビザに切り替えることができるので、働きやすくなったりするメリットもあります。
まとめ
このように多くのメリットがあるからこそ永住権が取りたい人が多いわけです。
自分が許可を受けられるのか?まずそこからご相談ください。
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